食肉産業に興味が湧き、品質管理の仕事に対する魅力も更に高まりました。

今回のインターンシップでは驚きと発見の連続でした。

初日に行ったブロイラーを解体する工場では目の前の流れる解体ラインの速さと鶏の数に驚きました。機械での豪快な処理とそのスピードに感動し、つい見入ってしまったほどです。後でその工場では一日に1万5千羽の鶏が解体されていることを知りました。生きた鶏が搬入されてと殺されてから製品になるまでの時間の短さにも驚きました。獣医師が2名常駐し、一体一体検体していることや鮮度を落とさないための冷却装置、熟練の包丁捌きの速さなど、とにかく驚きだらけの体験でした。

 

2日目は品質管理のお仕事を体験させていただきました。食品表示の作成方法や細菌検査の実習などとても貴重な体験でした。品質管理では実習で行ったような検査を1日に約20サンプルも行うと知り、それだけでも大変な作業だと思いました。他にも衛生管理や食品表示ラベルの作成など、自分が思っていた仕事よりもはるかに多い業務をこなしていることがわかりました。

 

大学でHACCPについて学んでおりますが、実際のHACCP認証取得工場を見て、新たに知ることもたくさんありました。また、ウインナー工場での実習も行い、出来立てのウインナーも試食することができました。製造実習で感じたことは日々の清掃の大切さと大変さです。毎日機械を分解し、清掃しなければいけませんし、床や壁、道具の手入れなどたくさんの洗浄を行わなければいけません。こういった日々の清掃が食品の安全安心を保っていると改めて気づかされました。

 

今回のインターンシップに参加したことで、食肉産業に興味が湧き、なにより品質管理の仕事に対する魅力がさらに高まりました。本当に良い体験をさせていただきました。



その他の参加レポート

自分が思っていた営業の仕事とは全く違っており、貴重な体験が出来ました。


愛媛大学 法文学部 総合政策学科

実際の現場でHACCPの取り組みを見れて大変勉強になりました。


近畿大学 生物理工学部 食品安全工学科

ブロイラーの屠鳥・解体現場から営業同行まで実際の現場で学べました。


北海道大学 農学部 畜産科学科